すぎやま えみこ

1970年 札幌生まれ、夕張南部地区育ち
・藤女子高等学校卒業
・北海道女子短期大学経営情報学科卒業
・16歳よりボランティア活動をはじめる
・障がい者作業所、特別養護老人ホームほか勤務
・西区琴似消防団員
・バルーン戦隊ゴムレンジャー所属
・直近 生活困窮者支援業務従事


わたしの思い
私は16歳の時に初めて車いすを押しました。屋外では小さな段差や傾斜に気を使います。雪の上はなおさら技術を必要とします。公共交通機関の乗り降りの際に手伝う職員が揃うまで目の前にバスや電車が来ても乗ることができません。
雪の上で車いすを押すことに自信のある方はどの位いらっしゃるでしょうか。
札幌冬季オリンピック・パラリンピック誘致について、市民の意見に耳を傾けることなく、納得できる理由を挙げることができないまま進められていることに憤りを感じています。世界から見てもG7で同性婚を認められていないのは日本だけと東京五輪でも言われました。そんな現状を世界に発信することになるのです。
また私は、20年、非正規雇用労働者でした。15時間労働を強いられ「期間満了」と都合よい"人の使い捨て"を経験しました。つい先日まで従事してきた困窮者支援の現場でも生活を維持できない現状を目の当たりにしています。
今、困っていない方もいつ病気やケガで生活に困ることがあるかわかりません。福祉サービスを受けたいと思っても手続きや相談までに時間がかかり、介護職員がいないと断られるケースをよく聞きます。
また、子供たちが健やかに育つために犯罪や災害の危険から身を守る知識、性に関する教育、制服の自由化などが必要です。
一人もしくは同性カップルが子供を育てることのできる環境、里親制度や不妊治療に関わる負担の軽減もしていきたい。
「困っている」時に声を上げられないことは健全ではありません。
今困っていない方にも自分事として考えていただき、政治を身近なものに感じ、政治に関心を持って欲しい、選挙に行ってほしいという思いで日々活動をしています。
私の住む札幌市西区には女性議員がほとんどいないため選択肢を狭められていると感じてきました。
「市民を大切にする、さっぽろ市民のために変えていきたい」という事が私の思いです。